自動睡眠記録とは
自動睡眠記録は、[おやすみ]ボタンを押していない場合(あるいは何らかの問題で睡眠記録が残らなかった場合)に、自動で睡眠記録を追加する機能で、Android 10以降のスマートフォンでご利用いただけます。
自動睡眠記録は手入力と同じ入床時刻・起床時刻・就寝時間のみの情報で、センサーやいびきの記録は含まれません。
また通常の睡眠記録があるときは、自動睡眠記録は保存されません。あくまで[おやすみ]ボタンを押し忘れた時のための予備の睡眠記録としてご利用ください。
最低限の電力消費で利用できます
Android 10以降のスマートフォンでは、OSがスマートフォン本体の利用状況を管理します。熟睡アラームはそのデータを取得し、独自のアルゴリズムで睡眠状態を推測します。OSからデータを収集するだけなのでアプリによるバッテリー消費はほとんど無く、通信も発生しません。
自動睡眠記録の設定
Android 10以上では、共通設定の[その他]の項目にある[自動睡眠記録]をタップすると、自動睡眠記録の設定が表示されます。
自動睡眠記録
このスイッチがONのときは自動睡眠記録が有効となり、通常の睡眠記録が存在しない場合に、自動睡眠記録が保存されます(保存時に通知されます)。スイッチをOFFにすると自動睡眠記録は無効になります。
就寝時間帯
[開始]と[終了]の時刻を調整し、「この時間帯は主に就寝している」時間帯を設定してください。この時間帯を大きく超える睡眠は、自動記録の範囲外となります。
保存された自動睡眠記録
保存された自動睡眠記録には、以下の図のように[AUTO]ボタンが表示されます。ご自身の就寝時間と異なる場合は、必要に応じて入床・起床時刻を修正してください。
[AUTO]ボタンをタップして表示される画面で、就寝時間を変更したり、自動睡眠記録の設定を変更することができます。
自動睡眠記録に期待したい場合
自動睡眠記録に期待したい場合でも、[おやすみ]を押す以外の基本操作は変わりません。スマートフォンは枕元に置いて就寝しましょう。
いつも通りに就寝前と起床時にスマートフォンを操作していれば、自動睡眠記録の精度は向上します。逆にいえば、就寝前と起床時にスマートフォンをあまり触っていなかったり、スマートフォンを枕元に置いていないと精度が下がります。
ご注意
自動睡眠記録は、OSが管理する利用状況のデータを解析した予測結果なので、正確性を保証するものではありません。
また、熟睡アラームが利用状況データを取得できない、そもそもOSが利用状況データを収集していない、取得した利用状況データでは睡眠と判定されなかった場合は、睡眠記録は残りませんのでご注意ください。