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2018.08.13
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開発者が驚いた熟睡アラームの想定外な活用法

ある日のこと

熟睡アラームを利用する筆者の友人と、筆者との会話。
友人「熟睡アラームって複数アラームが設定できるのがいいよね。」
筆者「そうでしょ? 平日用と休日用に分けたり、早起きしなきゃいけない時専用のアラームを作ったりとか、仮眠用とか…。」
友人「いや、僕は平日起きるためにアラーム3つ使ってるけどね。」
筆者「なぬっ?」

想定外でした

友達に見せてもらったのが以下のアラーム設定です。

筆者「何これ?」
友人「8時には確実に起きなきゃダメなんだ。で、その30分前と、さらにその30分前に1つずつアラームを設定してる。」
筆者「何でさ?」
友人「僕は寝起きがすっごく悪いんだ。アラームが鳴ってから1時間くらいベッドでグダグダしないと、ちゃんと起きられないのよ。」
筆者「はぁ…。でも、なぜスヌーズを使わない?」

熟睡アラームはスヌーズ間隔を30分まで延長できます。つまり、スヌーズ間隔を30分にしてアラーム時刻を7:00に設定すれば、7:00、7:30、8:00にアラームを鳴らせることができるのです。

友人「僕って近視ひどいじゃない?よく見えない上に頭がボーッとしていると、アプリの「スヌーズ」と「ストップ」のボタンの区別がつかないんだ。昔、7:00に鳴ったアラームで「スヌーズ」を押したつもりが「ストップ」を押しちゃったみたいで。」
筆者「あちゃー…。「ストップ」押したらもう鳴らないからねぇ。で、どうした?」
友人「アラームは鳴らなかったけど奇跡的に8時ちょっと前に目が覚めた。怖いからそれ以来、僕はスヌーズを使うのを止めたんだ。」
筆者「うーむ…。」

そこでナイスなアイデアが!

友人「熟睡アラームって、「スヌーズ」と「ストップ」は両方ともボタンタップじゃない? 操作を分けた方がいいと思うんだ。例えば「ストップ」をスワイプにするとか、長押しにするとか。」
筆者「なるほど!それなら画面があまり見えなくても「スヌーズ」と「ストップ」の操作を間違えることは無い。ナイスなアイデアだ!」

しかし、ちょっと待て!

筆者「でもさ、実際には8:00に起床するのに7:00でアラームを止めてしまうんだろう? つまり睡眠の記録としては7:00に起床したことになるはずだけど。」
友人「その通り。記録が1時間も短くなっちゃうと意味ないから、僕は記録を付けていないんだ。アラームだけで熟睡アラームを使ってる。」

友人は幸いにもAndroidを使っていました。iPhoneの場合はOSの制約上、記録を付けずにアラームだけを鳴らすためにはアプリ起動を保たなければいけないので、ちょっと面倒なのです。

筆者「やっぱりそうなるよなぁ。じゃあ、「スヌーズ」と「ストップ」の操作方法を変えたら、スヌーズを使うようにしてくれる?」
友人「それはどうかな。僕のアラーム設定はもう一ついいところがあって、絶対に起きなけりゃいけない8:00だけ別のアラームサウンドに設定しているんだ。」
筆者「あーなるほど。つまり2度寝ができるか、3度寝ができるか、起きなけりゃいけないのかをで判断していると。」
友人「そう。いいアイデアでしょ?」
筆者「まぁ…ね。でも何か違う気がする…。」

結論として

この熟睡アラームの活用法はかなり特殊だと思いますが、とてもユニークだったのでブログで紹介しました。アプリの使い方は自由だし、このアラーム設定を参考にするかどうかも自由ですが、筆者(開発者)としてはあまりおすすめはしません。出来るだけスヌーズを活用してほしいからです。
熟睡アラームで記録をつけていれば、下図のように、カレンダー画面にスヌーズの利用回数が表示されます。

アプリとしては、記録ごとのスヌーズの利用回数を知り、寝起きの良さ(悪さ)の変化を知る材料にしていただきたいと願っています。

それにしても、「スヌーズ」と「ストップ」のアクションを変えるのは良いアイデアなので、いつか実現したいと思います。