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2018.09.12
Android OS

Android版の気になる機能「自動機内モード」はなぜ使えない?

Android版の熟睡アラームには、共通設定に〔自動機内モード〕があります。
しかしほとんどの方には、以下の画像のように「お使いの端末では、自動機内モードは使用できません」と表示されているはずです。

なぜ?と思われる方もいると思うので、その理由を紹介します。

自動機内モードとは?

想像はつくと思いますが、これは睡眠記録の間だけスマートフォンを自動で機内モードに切り替える機能です。
機内モードになると、スマートフォンの通信環境はすべてOFFになります。
睡眠記録中に通信環境がOFFになるということは、睡眠中は電話着信、メール受信、SMS受信などが遮断されるので、これらの着信音によって睡眠が邪魔されない、ということになります。

とても便利な機能でしたが…

自動機内モードは熟睡アラームのリリース当時(Android OS4.0)から存在した機能です。ところが後のAndroid OS4.2の登場で問題がおきました。4.2以降はサードバーティーアプリから機内モードのコントロールができなくなったのです。
便利な機能でしたがこればかりはどうしようもないので、4.2以降のスマートフォンでは「お使いの端末では、自動機内モードは使用できません」とさせていただいた、というわけです。

今さらですが調べてみました

Android OS9が公開されたとニュースになった昨今、Andoid OSごとの熟睡アラームの利用状況を調べてみたら、OS4.2未満は全体の2%でした。
つまり、アプリユーザの98%は「自動機内モード」が利用できないことになります。
ほとんどの方が利用できない機能をリリースし続けるのものおかしいので、いずれ〔自動機内モード〕は引退させようかと思っています(新しい機能も入れたいですしね!)。