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2018.09.27
Android OS

OSの省電力機能が熟睡アラームに悪さをする?

ところで省電力機能って何だ?

OS 6以降のAndroidスマートフォンには、省電力機能(Dozeモード)が標準搭載されています。
これは、スマートフォンを充電しないまま放置したときに、バックグラウンドで動作している処理を強制停止させてバッテリー消費を抑えるというものです。
熟睡アラームも例外なく省電力機能の影響を受けます。つまり睡眠中に熟睡アラームが勝手に停止してしまうのです。そうなると起床時刻に睡眠記録が残らないのはもちろん、最悪の場合はアラームも鳴りません。
しかも面倒なことに(?)AndroidのOSが6→7→8に上がるほどOSの省電力機能は強化されています。今まで問題なかったのにAndroidのOSバージョンを上げたら「記録が残らなくなった」「アラームが鳴らなくなった」ということが起こり得るのです。
OS7以上(特にOS8)をご利用の方は、ぜひ以下の手順を参考に熟睡アラームを省電力機能の対象外にしてください。

熟睡アラームを省電力機能の対象外にする

省電力機能の画面は、スマートフォンの機種によって異なります。ここでは、SONYのXperiaを例に設定方法を解説します。

1. Androidの設定アプリを開き、[バッテリー]の項目を選びます。

機種によっては[電池]の項目です。

2.画面右上にある三点メニューをタップして開き、[省電力対象外のアプリ]を選びます。

機種によっては[電池の最適化]と記された項目です。

3.[アプリ]タブのリストから熟睡アラームを探し、チェックボックスにチェックを入れます。

機種によっては[すべてのアプリ]メニューに切り替えて熟睡アラームを探し、[最適化しない]に切り替えてください。

4.[対象外アプリ]タブのリストに熟睡アラームが含まれている(チェックが入っている)ことを確認します。

でも設定変更は面倒ですよね

上述の通り、省電力機能画面の表示は機種によってまちまちです。ですので、熟睡アラームアプリから簡単に省電力機能の対象外にする機能を実装する予定です。